BCGの2次面接です。
20分ほど待たされ、面接官が入ってくると挨拶もなしにすぐにケースに入りました。
感じのいい面接官ではなく、最初から少し圧迫気味でした。
ケース課題
ここ最近で1番気になったニュースは?
→ヤマト運輸の値上げ。自分も何度も再配達してもらっていて身近な問題だから気になった。
では、ヤマト運輸のビジネスモデル全体を見渡した時に、どこでどのような問題が起きているか、そしてその解決策と解決策を実行するにあたっての障害を紙にまとめて発表してほしい。わかりやすく発表してください。25分で。
ケース回答
ホワイトボードに以下のような図を書いて口頭で説明。記憶が定かではないですがこんな感じだったと思います。25分でネタを考えてから準備するとなるとこれが限界でした。
人を雇って、インフラ(物流拠点、車、システム)を整え、広告を打ち出して顧客を獲得し、インフラを使って宅配のオペレーションを回して売上を上げる、というビジネスモデル。
その中でそれぞれ、人件費の高騰、インフラの固定費増大、価格でしか差別化できず顧客を選べない、オペレーション(配達)の効率悪化、といった課題がある。
解決策は、宅配ボックス増やす、コンビニと提携して受け取りサービスを展開、再配達や夜間の配達の料金をあげる、倉庫や配達拠点の立地を見直して拠点を減らす、等色々ある。
ただそもそもそ、例えばa地点からb地点に物を運ぶのにもヤマトと競合でそれぞれ同時に運んでいるといった、非効率が存在しており、配達需要を輸送業界全体で効率的に捌けていないといった課題が根本にあるはず。
よって、競業やM&Aで輸送業界として保持している人材やインフラをより効率的に使用できるようにし、人件費、固定費といったコストを下げ、顧客との交渉力も上げることができると考える。
ケース回答への面接官の質問
・打ち手の優先順位は?
→競合との競業やM&Aが1番
・他には?
・なぜ?
・具体的には?
→「・・・」(M&A以外の打ち手であまり良い感じの回答ができず行き詰まる)
・お金が無尽蔵にあったら何する?
→業界の上から5番目くらいまで競業を買収して寡占市場にする
(自分のアイディアに固執してしまい、面接官から明確にがっかり感が、、、)
感想と結果
説明するための図を作るのに時間をかけてしまい、回答内容のロジックの深掘りが準備できず、リアリティーがない打ち手の回答になってしまいました。
コミュニケーションが全く弾まずこれはダメだ、という感覚でした。面接官も本業が忙しいタイミングだったのかコミュニケーションに棘がありやりにくかったです。
BCGはここまでか、と思ったのですが意外な展開が待っていました。その詳細については、また別の記事で紹介します。
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