ATカーニー 中途採用 1次面接

コンサル転職

ATカーニーの1次面接です。ビヘイビア面接とケース面接の2部構成でした。

ビヘイビア面接 面接官:マネージャー

面接官の方は日系のシンクタンクから転職された方でした。
優しい感じの方で私の前職での泥臭い話にも共感していただけました。

ATカーニーに知り合いはいるか、という質問が印象的でした。
大学の先輩の話をしたところご存知だったので、その話で盛り上がりました。

内容は、

・自己紹介
・これまでの仕事で苦労した話
  →ここを深掘りしました。小さな課題の裏にある背景、その原因は、その原因は、、、となぜなぜを繰り返していく感じでした。
・これまでの仕事での成功体験・コンサル志望理由とATK志望理由

といった感じで1時間程度でした。

ケース面接 面接官:マネージャー

新卒でATKに入られたでした。
頭キレキレという感じで話し方や立ち振る舞いもコンサルっぽい方でした。

ケース課題:渋谷にあるネイルサロンの売上と営業利益、売上を伸ばす方法

5分で月間の売上と営業利益を計算して、そのあとはディスカッションといった流れでした。

売上は
5席×営業時間(朝から夜まで10時間)× 回転率(1回/30分)× 稼働率(60%)× 30日 × 料金4,000円 = 7.2百万円/月

コストは
家賃 0.3百万円/月
人件費  店長とバイト10人で回して、時給千円の前提で上記の稼働と合わせて約1.2百万円/月
広告費  ?
材料費 ?

広告費に百万円/月かかっても5百万円くらい儲かってしまう。どのパラメータがおかしいだろうか、というところから議論スタートしました。

売上、特に稼働率がおかしいだろう、という方向性で実際の稼働率とありうる客層を議論、その後稼働率を上げるための打ち手の議論、という流れになりました。

・平日の昼間の稼働率はもっと低いだろう
・平日の昼間に時間とお金があって渋谷をブラついてる人はどんな人?
・ネイルサロンをリピートする要素は?

と議論が進んでいきましたが、面接官の質問にほとんど答えられず悩んでしまう時間が多く、明確な結論は出せませんでした。

最後に、
・そもそもの営業時間を変える
・価格で釣れる客はリピーターにならないのでおいしくない
・初めて行ったお店というのはリピートする可能性があるので何かしらの方法で初めてネイルをする層を取り込む

と行った方向性がありうるとアドバイスをいただきました。

感想と結果

ケースが全くうまくいきませんでした。

紙やホワイトボードに書きながら、ではなく会話だけで議論を進めていくという形で、頭の回転の速さがシビアに試されている感じでした。

逆質問で苦労を聞いたところ、ここ数日は1日3時間しか寝られていない、と回答され少し引きました 笑  

結果は予想通り不合格でした。

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