Strategy& (PwC) 中途採用 1次&2次面接 

コンサル転職

こんにちは。妻です。

コンサル転職を目指して活動していた際に、面接の反省を兼ねてメモを残していたので、参考までにブログに残しておきます。

一次面接  面接官:シニアマネージャー

導入

まずは自分の現在の業務について深掘り。所属する事業部の営業戦略や業界の状況について20分ほどディスカッションしました。後述するケース面接の出来は悪かったのですが面接は通過したので、ここの印象が良かったのかもしれません。このあたりは事前準備可能です。

ケーススタディー

ダイエット関連製品の年間市場規模を算出する、というケースでした。製品は自分で定義してOK、時間は10分、計算は粗くても10分で答えを出すことが重要とのこと。

私は特定健康保険用食品のお茶類の飲料の市場規模を、購入者数×一人当たり年間購入数量×単価で算出しました。

購入者数と一人当たり年間購入数量は、ターゲットをセグメンテーションして検討しました。健康食品は価格が高いこともあり、明確に自分の健康に課題意識を持っている人のみが購入すると考え、肥満人口を世代と性別で分けて、それぞれのセグメントでの購入数量も検討しました。

結論として1兆円程度の市場規模と答えたのですが、肥満の人は全員特定健康保険用食品のお茶を買うという雑な前提で計算を進めたため、数字も大きくなりすぎ、極めて筋の悪い検討でした。算出後に数字を正確にするには、どのパラメーターの精度を高めればいいか、精度を高めるためのファクトの集め方について質問がありました。10分という時間制限に焦って、定義やセグメンテーション、ロジックの組み立てが甘いまま計算に入ってしまったことが反省です。

二次面接  面接官:ディレクター

導入

  • 簡単な自己紹介をお願いします
  • 現在の仕事を具体的に
  • 入ったらどんな仕事をしたいか

ケーススタディー

お題①:2018年の新品のベビーカーの国内販売台数の算出

お題②:シェア30%を占めるベビーカー業者の売上を伸ばす方法。ベビーカーの単価は30000円

販売台数を算出した後、売上増加策の議論に入りました。流れとしては、まず売上を客数×客単価にパラメーター化して、それぞれの要素の増加策を提案していく中で、「施策を1つ選ぶならどれを選ぶか?」と聞かれました。咄嗟に案のうちの1つの「法人(テーマパーク等)への販売」を答えたところ、それは何故か、と施策を選ぶための評価軸を聞かれました。

市場の大きさ、市場の成長性…と回答していくと「他には?」と繰り返し聞かれました。アイディアをどんどん出していく中で、それらの指標を構造化してMECEかどうか確認し、抜けていた視点の評価軸を加える、という議論の流れになりました。全体的にアイディアを出してから構造化、という答え方をしてしまいました。構造を検討・提示してから案を出していく流れのほうが理想的でしたが、面接は通過しました。

三次面接以降は別記事で紹介したいと思います。

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